- 長男(年長)の英検準2級は1次で×
- 夫婦で方針があわず。「突撃」で”討ち死”にした長男は気の毒としか言いようがない
- ライティングは7割の出来だったが、文章の意味を理解できていない
先日、今年度の第2回英検の結果速報がウェブで公表されました。
自己採点で今回はダメだとあらかじめわかっていましたので、再確認です。
バンドで-3。かなり下回っていました。
多少良かったのがライティングぐらいで、あとはボロボロです。
あきらかに無理な挑戦でした。
長女(小2)、長男(年長)はそれぞれ公文で英語をさせています(算数・国語も)。
長男の公文はH1(中2レベル)ですから、3級が関の山ということになります。
今回は準2級を受験させるかどうかをめぐり、夫婦で意見が対立しました。
妻は過去問をさせてみて「ヒアリングは出来ている」と判断。「とりあえず力試し」と強く主張します。
私は大反対でした。
昨年度の第3回試験で4級→今年度の第1回試験で3級と連続で受けさせましたが、過去問を読む限り、さすがに3ヶ月で準2級は早すぎます。
長女は3級→準2級まで1年間勉強させました。それに比べてペースが速すぎます。
そもそも、長男本人も今回は過去問を解きながら「難しい」と言っており、乗り気ではなかったのです。
公文のほかにもピアノの発表会に向けた練習も必要でした。
絶対に届かない英検の準備に時間を奪われるのは惜しいです。
そうした要因をいくつか挙げて説得をしてみたのですが、妻は「じゃあ、私が全部やる!」とキレてしまいました。「わからない〜」といじける長男を前に、過去問の長文を読み上げる妻。
これからの受験が思いやられる気がします。
幸い、不合格について長男が落ち込むことはありませんでした。
英語の学習はコツコツ続けますが、「準2は来年まで封印」ということになりました。
ただ長女のケースからいって、ヒアリングがそこそこできて、長文読解は「明らかな間違いの選択肢を消す」ということに慣れてしまえば、文章の意味がわかっていなくてもパスしてしまいそうです。
帰国子女であれば就学前に2級ぐらい通ってしまいそうです。
となると、英検は英語の能力を正確に測れているのだろうか、という根本的な疑問がわくのですが、それはまた別の機会に書きたいと思います。