恐妻家リーマンの教育支援録〜中学受験&英検1級への道のり〜

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英語学習を続けながら中学受験に対応できるのか? 長女パー子(2024年)と長男のび太(2026年)の受験&英数学習記です。パー子は新4年からW塾へ。のび太の小学校受験は2020年度に終了しました

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(公文)コロナで生徒減!? 順位表を分析してみた(前編)

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公文の6月度の進度一覧表が届きました。
3月度はコロナで教室閉鎖だったため順位は出ませんでしたが、今回は出てました!

うちの子どもたちのはずるずるずる〜っと下げています(汗)。
パー子の算数は初期の目標の「新4年の2月までにF教材修了」がペース的に難しくなりました。
やっぱり、英語にリソース振り向けすぎかも(汗)。

「あれ?」と思ったのが、小3の全国の生徒数が減っているように見えたからです。

そこで、これまで取っておいた公文の進度表をもとに、2011年生まれ(現小3)、2013年生まれ(現小1)の公文生徒数の推移を出して見ました。
なお、2016年の6月度と9月度は一覧表を無くしてしまい…データ欠落です。スミマセン!

■「国語」が先→小学校から「算数」追加?

《表1》は2011年生まれの生徒数の推移です。
パー子は年少から3科目同時でスタートしました。

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《表1》

公文といえば「計算」というイメージだったのですが、実は小学校就学前では「国語」の方が生徒数が多いんですね〜。
意外でした。園児のうちは日本語の読み書きを重視しているのだと思います。

小学生に入るまでの人数は、国語>算数>英語の順を維持しながら増えています。
国語は新小2がピークで、以降は横ばいです。新たに公文で国語を始める人は少ない感じです。

算数が国語の人数を超えるのは、新小1の3月から。
おそらく、

①小学校に入るまで国語をやっていた子が、入学後に算数を追加
②中学受験に向けた計算の強化のため、算数のみ受講

の2種類あるのではないかと思います。

なお、今年から教科化されたこともあると思いますが、英語はずっと右肩上がりでした。
国語と算数をやめても英語は続ける、外国語教育を見越して英語を始める、という子が一定数いるということですね。

■塾で抜けた?コロナショック?新小3で初めて国・算が減少

小2の12月から小3の6月までに、国語も算数も減っています。
考えられる要因はコロナか中学受験かでしょう。

コロナで退会者が増えた?  →今年、他の学年でも減らしているはず
中学受験のため転塾した?  →例年、この学年で生徒が減っているはず

ということで、のび太の学年(2013年生まれ)で同じ表を作ってみました。
それがこちらの《表2》。

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《表2》

なんと、2019年12月と2020年6月を比較すると、国語が減っています
パー子が小1のときにはなかった現象です。横ばいが続いていたはずです。
やっぱりコロナが影響してそうですね。
コロナのバカチン!

算数と英語は増えています。ということは、コロナの影響はたいしたことがなかったのでしょうか?
そこで、2011年と2013年生まれの子どもの数を、教科ごとに比較してみます。
パー子の表を2年ずらし、のび太にあわせて人数を並べました。すると....

■2011年、13年で教科別比較 やっぱりコロナだ!

コロナショック、ありました。
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算数は2013年生まれの子は増えてはいましたが、伸びが鈍化。
2011年の生徒数に抜き去られました。本来ならもっと増えていたはずですね。

国語もこんな感じ。
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順調に増えているようにみえた英語は、実は大ブレーキでした。
本来はもっと生徒が集められたはずですね。
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また、コロナに関係なく、年長の6月以降は英語は2011年より生徒数が少ないのが特徴です。
公文は英語4技能のうち、リーディング、リスニング、ライティングは学べますが、対話式のスピーキングができないので、英語幼児専門教室やキンダーに流れているのかもしれませんね。

■受験塾の影響は...?後編に続く!

年々、生徒数を増やしていた公文も、コロナショックで戦略の立て直しが必要となりそうです。

さて、小3の減少に関しては「コロナだけが原因なのか」というと、このデータではわかりません。
二つ目の要因「中学受験塾に流れたか」については、中学受験に流れる学年(小3)あたりで調べなければなりません。

そこで、パー子の2年上の2009年生まれ生徒数と比べてみることにしました。
長くなっちゃいましたので、それは次回の後編で紹介いたします。



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