- RISUのお試しレビューの前編。公文、算数塾、Z会タブレット、市販問題集と比較
- メリットは①数の概念を学べる②反復でも飽きさせない工夫③親の手間がかからない④苦手分野の集中対策が可能
- デメリットは後編で。①独特のインターフェース②高価な初期費用、複雑な料金体系③「売り」の先取りは、向き不向きが分かれるといったところ
先月から試用しているRISUのレビューです。
長女パー子(小3)と長男のび太(小1)が3週間ほど使ってみました。
うちはすでに①公文②算数専門塾③Z会タブレット④市販問題集、を組み合わせて家庭学習をしています。
アフィリエイト記事ですが、RISUからは「批判もOK」と聞いてますので、辛口評価も入れつつ、メリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
結論からいうと、うちの場合はパー子には合ったけど、のび太には合わなかったです。
◎メリット編
【1】数の概念を学べる---RISU◎、公文×、算数塾◎、Z会○、市販問題集○
算数で重要なポイントは数と量、順序、割合という概念について、身近なものを通じて体感することだと思います。
RISUや算数塾(朝倉算数道場)で優れているのがこの点です。
たとえば、「125円持っていて、35円のアメを3個買う場合、どの硬貨が何枚必要か」という問題は、位取りの概念が身につきますし、数字と数の違いもわかります。
それがわかれば、割合にも持っていきやすいです。
かさや容積もコップのジュースのイラストを使って視覚的に学べます。
公文はこれを理解しないまま、作業で進める事ができてしまいます。なので、あとから「え?これ理解してないの!?」とびっくりすることがあります。パー子がそうでした。
【2】反復学習でも飽きない---RISU◎、公文×、算数塾○、Z会△、市販問題集△
反復量では圧倒的に公文です。でも、作業になりがち。
手塚治虫氏の名言で「マンガは我慢」というのがあるそうですが、それでいうなら「公文は苦悶」です。
RISUは繰り返しの量としては公文よりはやや少ないですが、十分です。ステージをクリアしてポイントを稼ぎ、ボスと対決するというゲーム要素で飽きさせない工夫が随所にみられます。
「100点!」とおもったら、どんでん返しとかあります(笑)
また、RISUはしつこいぐらい類似問題が出ますので、最初はつまづいても自然に自分で解けるようになります。
算数塾は飽きないのですが、授業時間に限りがあります。反復学習のためには親が市販問題集をつかってサポートしなければなりません。
市販問題集も網羅していますが、問題量が少ないのがネック。Z会もいい教材ですが、決して演習量は多くありません。
【3】親の手間がかからない---RISU◎、公文○、Z会◎、算数塾△、市販問題集×
公文はスモールステップで自学できるのが売りですが、先取りを考えると親のサポートが不可欠です。
単純作業にならないようにするため、親がその単元の意義を教えたり、クイズ形式で競争したり。自分で「裏技」を編み出すように仕向け...と手間がかかります。
また、直しばかりでは先に進みませんので、提出前に家庭でチェックもやり、プリントの整理もする...となると結構な負担です。
算数塾は、授業はおまかせですが、その良さを最大限引き出すため、授業後に親が解説したり類題を作ったりします。
市販問題集も解説があっさりしているので、ホワイトボードを使ってじっくり説明することになります。
半面、RISUとZ会はタブレットなので、丸付けもコンピューターが勝手にやってくれます。親の代わりに解説してくれる動画がありますので、放置プレーOKです。とても楽ちんです。
私はこの「親コスト」をどう評価するかで、費用を高く感じるかどうかにつながると思います。
【4】苦手分野の集中対策---RISU◎、公文○、Z会△、算数塾△、市販問題集○
中学受験準備の市販問題集は網羅的ですが、分野ごとの問題集もあります。追加投資になりますが、苦手分野があれば数冊購入して特訓できます。
でも、我が子がどこで躓いているか、どの単元まで戻ってやり直せばいいのか、を調べるのに大変な苦労がつきまといます。
RISUは、できなかった課題は「復習テスト」が課されます。躓いた場合、どの学習が欠けているのか自動で分析し、単元をさかのぼって復習の課題を出してくれます。
これが本当に楽ちんなんです。
メリット編だけで長くなってしまいましたので、デメリット&料金体系は後日の後編で説明します。
契約を検討されている方は、後編も読んでから判断してくださいね。
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