- 年明けから長女(小3)のSの準備講座。テキストは易しめ。
- 年末のWの冬期講習と比較した長女の感想は...「Wがいい」。
- 現塾生と混成のW、非塾生のみのSでは教室の雰囲気が違った模様。
みなさま、あけましておめでとうございます。
すっかり出遅れてしまいましたが、今年の初エントリです。
いよいよ、中学受験の3年間がスタートします。
長女パー子(小3)年明け4日から、Sの準備講座が始まりました。
Wは1日2コマ計100分授業でしたが、Sは各教科60分×3コマで休憩なしですから、体力的にもキツそうです。
◆Sの準備講座
国語、算数は毎日1コマ、理社は2日間に各1コマずつ。最終日の最終コマにサイエンス教室がありました。
ピンホールカメラづくりが楽しかったようです。
3日間の講習+組み分けテストの費用は計約2万4千円。なかなかのお値段です。
ただ、理科・社会のテキストは”総天然色”できれいです。お金かかってます。
肝心の授業内容ですが、予想よりずっとベーシックなものでした。
Sの準備講座を受講するための条件は、11月と12月のいずれかの入室テストにパスしていることです。
なので、一定の学力があり、準備をしてきた子どもたちが集まっているはずです。
ただ、授業そのものは3年生までのおさらい的な要素が強く、特に算数の内容が簡単だったようです。
分数や四則演算(公文Dまでのレベル)と、Sが出版している「きらめき思考力」によく似たパズル問題でした。
国語は長めの文章3本(物語2、説明1)を各1コマずつの計3コマ。
内容的には難しくありませんが、記述重視です。
おそらく、入室テスト対策をしてきた大半の子にとって、「簡単すぎる!」と思ったのではないでしょうか。
正直、準備講座だけで、11日の組み分けテストの上位に食い込むのは難しい内容です。
S偏差値60を超えるような子は、おそらく11月か12月に入室手続きを済ませて準備講座には参加せず、がっつり自宅で学習をしているのではないか、と思われます。
◆Wの冬期講習
Wの冬期講習は「コンパス」という冊子を使いました。国語と算数で1冊、理科社会で1冊です。
算数は基礎問題⇒練習問題⇒応用問題の順に難しくなります。
授業では真ん中の「練習問題」だけやり、余裕がある子は家で応用をやってね、というスタンスでした。
ただ、応用も難しすぎることもなく、全般的にトップクラスの徹底理解編とほぼ同レベルです。
国語はSよりも文章が短く、記述部分も少ない分、易しい印象です。
実力診断テストを少しコンパクトにして、空欄補充を増やした感じ。こちらも、トップクラスの国語っぽいつくりでした。
低学年ですと、この形式がスタンダードなのでしょう。
値段は4日間で1万3千円。Sの半額程度でリーズナブルでした。
(ツイッターで「SはWの3倍」と書いてしまいましたが、訂正です)。
◆決め手は「教室の雰囲気」
さて。いよいよパー子の塾を決めなければなりません。
Sは1月11日が申し込み締め切りですので、同日開催のテストの結果をみて入室判断する、ということができません。
Wは1月末までに申し込めばよいそうですが、教室からは早めの通塾を促されました。
1月分の授業料を負担して通塾生に合流せよ、ということです。
営業的な理由なのかもしれませんが。
パー子に「どう?どっちが良かった?」と聞いてみると、あっさり「Wにいきたい」。
理由を聞くと、
(1)授業中のクラスの雰囲気がいい。メリハリがあって緊張感がある。
(2)先生がきびきびしていて、頼もしい。教え方がうまい。
とのことでした。
ここでSをフォローしますと、現塾生の参加も多く、先生との関係ができているWの冬期講習に比べれば、初顔ばかりの非塾生が集まったSの準備講座は授業運営が難しく、単純に比べるのはフェアではないと思います。
ただ、Sでは一部の男の子が先生の制止を振り切り、先に答えを言ってしまう”事件”もあったようでした。
ここで、「うるさい男子」がどうも苦手な長女にとって、印象が悪かったようです。
親としては進学実績ではSに惹かれますが、長女の志望校はそもそも御三家ではなく、英語の取り出し授業がある学校ですので、Sである必然性はそこまで高くありません。
加えて、コロナ対策で、先行して対応したWには一日の長があります。
今年、一番きになっているのが、塾に行けなくなることです。
そこで、あえて冬期講習でオンラインも試したのですが、遠隔でもきっちり声かけをして進捗を確認したり、反応を確認したりと手厚いです。
素直に感心しました。私も塾講師のバイトの経験がありますが、私にできる自信はないです。
目の前の生徒に教えつつ、PC画面の子にも気を配るのは、2倍疲れると思います。
話はそれましたが、塾選びの最終決裁者は鬼嫁妻です。「本人に説明して同意とって」とせっつかれます。
なので、
・Wの先生は今回はよくても、入塾後はおそらく別の先生になる。
・Wでも、新クラスではウザ男がいるかもしれない。
・Sは毎月クラスが変動するので、クラスメートはすぐに変わる。
・Sの上のクラスは超優秀な子がうじゃうじゃいて、刺激を受けること請け合い。
・Sはクラスがアップすると、すごく優秀な先生に出会える。
など縷々、伝えました。
でも、パー子は「Sが毎月成績で勝負するのは楽しそう。でも、Wのクラスの雰囲気がとてもよかった」と結論を変えませんでした。
それを聞き妻も「本人が気持ちよく通えることが最優先事項でええんちゃうの」。
ただ、不安もあります。それはWの宿題が多い点です。
パー子は4年生のうちは週3日は英語教室に通うので、大量の宿題を処理できない恐れがあります。
教室の先生に事情を説明して、どこまで考慮してもらえるかですかね。
過負荷になるようであれば、塾か英語教室を見直す、ということにしました。
1月11日は午前にW、午後にSのテストが予定されていますが、コロナが怖いのでSはお休みして、Wだけになりそうです。
紆余曲折しましたが、どうやら塾選びもようやく決着しそうです。
あと3年もあるのに疲れます。
2025年中受のみなさんの参考になれば幸いです。
妻による3度目のちゃぶ台返しが無いことを祈りつつ。
閑話休題。
今年は英語教室に算数塾に中学受験塾...と、パー子の学習も4年生から外注が進みます。
ブログのタイトル「家庭教育」も変更しなければなりませんね。
そもそも最初から「日誌」になっていないですね。
こちらも変更します。
今回は長くなってしまいました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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