- 小4の長女。準1級の合格まで2年半費やす。その間に使った教材を紹介
- 英単語は飽きやすい。「キクタン」「ワークブック」「ランク順」を交互に
今回も英検です。
長女パー子(小4)が2021年6月の英検S-CBTで準1級にパスしました。
2級の合格は2018年度第2回でしたので、およそ2年半かかった計算です。
振り返ると、準2級までは結構、おうち英語でもとんとん拍子で進むのですが、2級や準1は取り扱う内容そのものがぐっと難しくなります。
おうち英語ですと、ここを小学生に理解させるのが大変でした。
なので、逆にいえば2級を持っている中高生にとっては一般常識として知っている内容も多いので、2級→準1チャレンジに2年半もかからないと思います。
今回の記事は、パー子の準1対策に使った教材を紹介します。
のび太の2級対策にも一部、流用しています。
単語編
おうち英語からの英検チャレンジで、一番苦労したのが、英単語の暗記でした。
子どもたちが一番嫌がるのがこれですね。まあ...大人でも、つまらないですよね。
うちが使ったメイン教材は、こちらの過去記事でも紹介した「キクタン」です。
www.gekitsuma.com
どんなにパパが眠くても、1日1ページのペースでつきあいました。サボると妻に責められるので...。
間違えたところはチェックを入れて直すだけ。
「定着」にはこだわらず、翌日は次のページに進みました。
苦行になるのがいやだったので、できないところは、さっと流しました。
ページをどんどん進めるか、同じページにとどまって間違いを何度もくり返すか...。
後者は「やる気スイッチ」が即、切れちゃいます。子どもの心理的に全然、違うんですよね。
さて。キクタンは英単語、日本語訳、例文がセットです。
「チャント」で、リズムにあわせて取り組める点がいいです。
小学校低学年にとって、英単語学習で厳しいのは、書かれている日本語の熟語が難しいことです。
なので、難しい日本語にはすべて、やさしい日本語に言い換えてメモを書くという作業をしました。
画質を落としているので見えづらいですが、パー子のキクタンです。
fluid 流動的な→はっきりしない
hasty 性急な→いそいじゃう、あわてて
lenient寛大な→こころの広い、やさしい
とひたすら簡単に言い換えて説明しました。
すごく手間がかかりました....。もはや英語の勉強というよりも、日本語の勉強です。
書き込みは普通のキクタンよりも、ワークブックのほうが取り扱いが楽でした。
なので、うちはキクタンとキクタンワークブックの2種類を併用していたことになります。
もうひとつ、おせわになった単語は「ランク順」です。
iPadにアプリをいれてクイズ(4択)形式で得点を狙うゲーム式。
例文がない、という欠点はありますが、キクタンに飽きちゃっていたら、「きょうはランク順でいいよ!」と”ご褒美”にすると、とても喜びました。
音ゲーみたいな感覚で取り組めます。
ただし、こちらも熟語の意味は大人の解説が必要になります!
英検の受検年齢は下がっています。
準2〜準1級向けに「小学生でもわかる!やさしい英単語帳」を出せば売れるんじゃないか、と思います。
どうでしょう? アルクさん、学研さん、旺文社さん!
ということで、今回の単語編、この辺でおしまいです。
最後に。ご報告が遅れましたが、長男のび太(小2)も従来型英検の2021年度第1回で2級をパスしました。
こちらも後日、紹介させせていただきますね。