- 私は英語で苦労。どうにも頭に入ってこないため、特殊なやり方を実践→失敗。
- なんとか英語を日本語に変換して覚えようとしましたが、振り返ると無駄でした。
自分が高校生の時、最も苦手だったのが英語です。英文を読むのが苦痛です。
今もそうです。
高校時代は教科書を読むのも嫌だったので、仕方なく単語を丸暗記して、わかる単語だけ拾って頭のなかで文章に再構成して読んでいました。
そんな程度でしたから、当然ですが成績は全然ダメでしたね〜。偏差値は40台前半をうろうろ。足を引っ張っていました。定期テストでは赤点(平均点の半分以下)も取りました。
単語を覚えるため、「出る単」(私の地元では「シケ単」と呼んでいましたが)の青春出版社が当時、「英単語記憶術(タイトルうろ覚え)」なる本を出していて、それで無理矢理覚えていました。
例えば、
frighten→ファールフライが飛んで、スタンドの観客を怖がらせる
みたいな、だじゃれっぽい感じです。
当時はとても感動しましたね。
「日本語で英単語を覚えられる!これはスゴイ」と。
本にない単語は「だじゃれ連想」を自作してそれをシケ単に書き込むほどでした。
大人になって振り返ると、将来的に何の役にも立たない刹那的な覚え方でしたね...。
いまでもfrightenと聞くと、「野球場とファールボール」の映像が脳内で再生されるので、邪魔です。
実際、大学に進学してから、英語はほぼイチから勉強し直す羽目になりました。
タイムマシンがあれば、高校時代の自分に「そんな覚え方はやめとけ」と教えてやりたいです。
(そして「結婚相手は気をつけて選べ」と、松岡修造ぐらいの熱量でアドバイスします)。
ふと、そんなことを思い出したのは、この教育サイトの記事を読んだからです。
高校入試、英語は「先行逃げ切り」の教科 覚え方を覚えスポーツのように練習を|エンスタナビ ~Enjoy Study Navigation~|朝日新聞EduA
いくらbaseballの綴りを覚えられないからといって、「バセバ11」で覚えちゃダメでしょ笑
気持ちはわかりますが...。
「11ってなんだっけ?あれ?サッカー?」みたいな、無駄な処理が一つ入っちゃいそうです。
私も以前は「英語ってなんで綴りと発音がこんなに違うんだ」と腹を立てていましたが、日本語だって表記通りの発音ばかりではないので(口語体になって少しは近づきましたが、『こんにちわ』とは書きません)、そういうルールで覚えるしかないですよね。
子どもたちを見ていると、日本語は日本の文章のながれの中で覚えて、英語は英文の前後関係で覚えています。
それをどっかの時点で「○○って、英語だと△△のことか〜」とつながっていくようです。
次回の(後編)では、このつながりに一役買っている我が家の週1イベントを紹介いたします。